YOGA Numerology
数秘学クラブ
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数字のつながりと意味
数字と数字の間にはつながりがあります。「1」のあとに「2」、「2」のあとには「3」と続いてきます。「1」がなければ「2」はないし、「2」がなければ「3」はない… というのは、当たりまえのようですが大事なポイントです。ちなみに「0」が発見されたのはずっと後のことなので、数字はまず「1」から始まったと考えればいいでしょう。数字の持つ性質をざっくりと説明すると、以下のようになります。
「1」の始まりは、純然たる可能性を表します。その世界は1つで、自分自身=「1」しかありません。そこから「2」に移ると「わたし」だけだった世界から「あなた」が生まれます。わたし1人から「わたしとあなた」の2人関係になる、というイメージが「2」です。ただ「2」の世界では、お互いは見つめ合っているだけ。世界には2人しかいないのです。そこに第三者の視点が入るのが「3」。「わたしとあなた」にもう1人が加わると、みんな/グループ/コミュニティの要素が出てきます。ここが「3」です。
多くの人が集うコミュニティができると何が必要になるでしょう?「秩序」「まとまり」です。これまでの「1」「2」「3」をまとめる「枠組み」や「仕組み」、人が集まれる「場/場所」が「4」です。コミュニティがあり、場所と秩序ができると、そこから行動が生まれます。この段階が「5」。行動は体を実際に動かすことなので、「身体」という意味が基本です。身体、行動、物理的な動きの次に生まれるのが心を示す「6」。これは身体に対する「心」です。心の中には思いがあります。そういう心の声を発信し、外へと伝えるのが「7」です。
次に「8」ですが、これは生命力。「5」で示される体力よりもっと細かい次元に属する強いエネルギーです。「8」は身体の輪郭に沿って流れ、身体を守る免疫の働きもする数字で、中医学では衛気と呼ばれます。そして続く「9」は終わり、完結の数字です。「1」から始まったサイクルはいったん「9」で終わり、新たに「1」からスタートします。ものごとは9年周期で巡る、というのが数秘学の考えです。
「10」と「11」は、少しそれまでの数字と性質が異なります。「10」は「1」と、「11」は「2」と関わりが強く、「10」は「1」が具現化したもの、つまり、可能性が花開き、現実の中で形作られた状態をいいます。「11」は「2」の「わたしとあなた」のつながりと似ていますが、わたしと人との関係ではなく、「わたしとスピリチュアルなもの」とのつながりを指す数字です。スピリチュアル/神聖なもの/神を表す数字も「11」。さらに「1」から「10」までのすべての数字を含む、という性質もあります。
他にもいくつか「スペシャルナンバー」と呼ばれる数字も使いますが、チャート作成、リーディングは、基本的には「1」から「11」までの数字を用いて行います。
各数字の意味は、タイラー•W•モンガン著「Hoolokahi Numerology」(英語)にも詳しい記述があります。